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姫路市内の麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について

  • 更新日:
  • ID:30301

資料提供日

令和7年3月19日(水曜日)

問い合わせ先

担当課 姫路市保健所防疫課
担当者 松阪・織田
電話番号 079-289-1721

姫路市内における麻しん(はしか)患者の発生について注意喚起のお知らせをいたします。

内容

2025年3月17日(月曜日)において、市内で新たな麻しん(はしか)の患者発生の報告がありました。当該患者の疫学調査の結果、公共交通機関等を利用しており、不特定多数の方に接触していることが判明しました。感染を拡げないために、以下のとおりお知らせします。

患者の概要

  • 患者:40代男性
  • 麻しん予防接種歴有り(1回)
  • 主な症状:発熱、発疹
  • 渡航歴:3月3日から3月7日までベトナムに滞在
  • 発症日:3月8日(土曜日)発熱、3月11日発疹出現
  • 現在は、解熱し、体調も回復している。

本情報提供は、感染症予防啓発のために行うものです。報道機関各位におかれましては、患者等の個人に係る情報について、プライバシー保護等の観点から、提供資料の範囲内での報道に、格段の御配慮をお願いします。

市民の皆さんへ

  • 麻しんにかかったことのある人、2回の麻しん含有ワクチンの接種歴がある方は、麻しん予防のための十分な免疫があると考えられます。
  • 小児定期接種の対象者で、接種を受けていない方(特に1歳児の定期接種が未接種の場合)は、できるだけ早めに接種しましょう。

下記の公共交通機関等を利用された方は、麻しんの潜伏期間は10日から12日(最大21日間)ですので、3月28日(金曜日)まで体調にご留意ください。もし、発熱、発疹等の症状から「麻しん」が疑われる場合は、すみやかに、かかりつけ医等医療機関に受診してください。なお、受診の際には以下の点に注意してください。

  • 事前に医療機関に電話し、麻しん患者と接触した可能性があると伝える
  • 周囲の方へ感染を拡げないよう、マスクを着用する
  • 公共交通機関等の利用を控える

患者が3月7日に利用し、不特定多数の方と接触した可能性がある公共交通機関等

(1)航空便

  • 午前7時0分関空着、ベトナム航空VN326便(ホーチミン午前0時10分発)

(2)JR西日本

  • 関空午前8時41分発、新大阪午前9時37分着(特急はるか8号の5号車か6号車に乗車)
  • 新大阪午前9時59分発、姫路午前10時33分着(ひかり501号の5号車か6号車に乗車)
  • 姫路午前11時6分発、はりま勝原午前11時13分着(山陽本線普通に乗車)

麻しん(はしか)について

主な症状

  • 38度前後の発熱が2日から4日間続き、咳や鼻水といった風邪のような症状が出ます。その後、高熱(多くは39度以上)が出るとともに、発疹が出現します。その後、多くは7日から10日で症状が回復します。
  • 肺炎や中耳炎を合併することがあり、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発生すると言われています

感染経路

  • 空気感染、飛沫感染、接触感染によりヒトからヒトに感染が伝播します。その感染力は非常に強いと言われており、感染する期間は、発症の1日前から解熱後3日頃までとされています。
  • 麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下と言われています。

潜伏期間

約10日から12日(最大21日間)

治療法

特異的な根治療法はなく、対症療法を行います。

予防方法

  • 麻しんは感染力が強く、手洗い、マスクのみで予防はできないため、有効な予防方法は、ワクチン接種を受けて免疫をつけることです。海外渡航を計画している方、MRワクチン等の麻しん含有ワクチンを2回接種していない方等は、予防接種を検討することをお勧めします。
  • 公費で受けることのできる定期予防接種として1歳児(第1期)と小学校入学前1年間(第2期)を対象として麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)が実施されています。1回のワクチン接種では免疫が獲得できなかったり不十分であったりした場合に、多くの場合は2回目で補うことができます。【姫路市HP】子どもの予防接種
  • 麻しん患者と接触した場合、接触後72時間以内であれば緊急ワクチン接種により発病を予防できる可能性があります。

お問い合わせ

姫路市 健康福祉局 保健所 保健所予防課

住所: 〒670-8530 姫路市坂田町3番地 中央保健センター3階別ウィンドウで開く

電話番号: 079-289-1635

ファクス番号: 079-289-0210

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