ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

ホーム

ホーム

佐野邸

  • 更新日:
  • ID:1873

名称

佐野邸

概要

佐野家は初代清佐衛門が、榊原康政に仕え、二代目清佐衛門は康政の孫忠次に仕え、慶安2年(1649年)忠次の移封に従って姫路へ移ってきた。清佐衛門と長子四郎左衛門は、ゆえあってともに榊原家の臣籍を離れ、その時、玄意近春はまだ幼少であったので、伯父の中根善次郎貞成に預けられた。正徳元年(1711年)中根氏は新田開発の要請をし、藩主はこれを認めて賀野庄新庄村での開発を許可した。佐野玄意の子、権太郎が新田開発人となって、田約八町歩、畑山林四十五町歩、宅地一町二反歩を開発し、「佐野新田」と名付けられた。その後、荘右衛門周春、円治芳近、玄意精春、杢弥春重、円治満方、富松直信、芳之、信雄とつづき、その信雄氏が、昭和62年10月、建物、敷地等を夢前町に寄贈し、公共のために役立てたいと遺言を遺され、遺族より寄贈を受けた。江戸時代中期に建てられた主屋は、夢前町内稀少の庄屋風の造りとして、平成5年11月に夢前町文化財に指定された。

所在地

姫路市夢前町新庄1262

写真

佐野邸の写真

公開日

土曜日・日曜日および祝日(12月28日から翌年1月4日は除く)、午前10時00分から午後4時00分まで
文化財保護のため、荒天時は、公開を休止する場合がありますので、ご留意ください。