外来生物「フェモラータオオモモブトハムシ」を姫路市で小学生が初発見

令和6年7月29日（月曜日）

担当課　姫路市 姫路科学館
担当者　宮下、安田
電話番号　079-267-3001

横野翔さん（姫路市立安富南小学校4年）が外来生物「フェモラータオオモモブトハムシ」を姫路市で初めて発見しました。

横野翔さん（姫路市立安富南小学校4年）が外来生物「フェモラータオオモモブトハムシ」を姫路市で初めて発見しました。
フェモラータオオモモブトハムシは東南アジア原産で、マメ科の植物（日本では主にクズ）を食害するハムシ科（コウチュウ目）の昆虫として知られています。兵庫県内ではこれまで、たつの市、宍粟市、宝塚市で発見されています。

令和6年(2024年)7月23日、横野翔さんが安富町三森で昆虫を探していると、ピカピカで後ろ脚の太い体長2 cmほどの昆虫が見つかり、採集して調べてみるとフェモラータオオモモブトハムシであることが分かりましたが、同日中に付近のクズ群落に逃がしました。7月24日、姫路科学館を訪れ、この昆虫について当館職員に質問したところ、姫路市では初めての発見であることが判明しました。その日のうちにフェモラータオオモモブトハムシの発見場所周辺を再度探索すると、新たに3頭を、また、7月26日には4頭を発見し、付近に定着していることが分かりました。