「ひめじ防災マイスター認定制度」の創設と令和6年度認定講座の実施について
- 更新日:
- ID:28181
資料提供日
令和6年7月10日(水曜日)
問い合わせ先
担当課 姫路市政策局危機管理室
担当者 吉川・大東
電話番号 079-223-9592
本市では地域防災活動の担い手と、高い防災知識やスキルをもった人材育成を目的として、令和6年度から「ひめじ防災マイスター認定制度」を始めることとなりました。まずは「ひめじ防災マイスター」認定のため、「令和6年度ひめじ防災マイスター認定講座」を開講し、活動に必要な基本的な知識やスキルを学んでいただきます。
- 「内閣官房:民間参画による地域強靱化(コミュニティ・レジリエンス)に取り組むモデル自治体支援事業」による姫路市と市民との新しい協働の仕組み
概要
近年の気候変動に伴う豪雨災害や台風、本市に影響があると想定されている山崎断層帯地震や南海トラフ巨大地震など、大規模な災害に対応することができる地域防災力の向上が喫緊の課題です。しかしながら、人口減少社会に突入し、地域防災力向上は、公助任せでも、自助・共助任せでもない、「自助・共助・公助」の新しい協働の仕組みが必要です。
本市では、阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えるにあたり、改めて地域防災活動の担い手と、高い防災知識やスキルをもった人材育成を目的として、単なる担い手・人材育成に留まらず、市が継続的・発展的に支援・協働していく仕組みとして、令和6年度から「ひめじ防災マイスター認定制度」を始めることとなりました。
まずは「ひめじ防災マイスター」認定のため、下記のとおり、防災活動に必要な基本的な知識を学ぶことのできる「令和6年度ひめじ防災マイスター認定講座」を開講し、活動に必要な基本的な知識やスキルを学んでいただきます。なお、当初は1ヶ月の募集期間がありましたが、募集開始前から多くの問い合わせがあり、募集開始から数日で定員をオーバーしたことからも、この制度に対する市民の期待の大きさを感じております。この2日間の講座修了者を「ひめじ防災マイスター、一つ星マイスター」として認定し、地域行事への積極的な参加や姫路市が依頼する地域防災活動の支援を実施していただきます。五つ星マイスターまで昇級でき、ランクによって活動できる範囲が異なります。(下記、図1参照)
なお、この事業は、内閣官房国土強靱化推進室の「民間参画による地域強靱化(コミュニティ・レジリエンス)に取り組むモデル自治体支援事業」の一環として実施します。(岩手県宮古市、香川県坂出市とともに姫路市がモデル地区に選定され、自助・共助の主役となる「市民・自主防災組織」が積極的に参画する地域における強靱化の取組み)
開催日時
令和6年7月27日(土曜日) 午前9時から午後4時30分(1日目)
令和6年7月28日(日曜日) 午前9時から午後5時(2日目)
両日とも、受付は午前9時から午前9時30分、オリエンテーションは午前9時30分から午前9時45分、講座開始は午前10時からとなっています。
- 悪天候等の理由により上記の日時に開講できなかった場合は、令和6年8月3日(土曜日)・8月4日(日曜日)に延期します。
開催場所
姫路市防災センター5階多目的ホール(姫路市三左衛門堀西の町3番地)
受講者数
115名(受講者は10代から70代の方)
- 募集は終了しています。
- 当初、募集定員は90名としておりましたが、募集開始数日で定員に達したため、可能な限り受け入れを行いました。
講師
神戸大学 地域連携推進本部 松下正和特命准教授
兵庫県立大学 環境人間学部・大学院 環境人間学研究科 木村玲欧教授
兵庫県防災士会 中播エリア 平櫛武幹事
- 上記3名の講師については、別紙で詳しく紹介しています。
姫路市政策局危機管理室職員
姫路市消防局総務課 ひめじ防災プラザ解説員
備考
ひめじ防災マイスターとは
各地域において、本市が依頼する地域防災に関する研修・啓発や訓練、計画策定の支援、企画・運営の実施など、防災に関するアドバイザーとして活動していただきます。
意欲的な活動を通じ地域防災活動の活性化、地域のつながりの構築、そして本市に住む人の自助・共助の力の向上をめざします。
添付資料
添付ファイル