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たばこ火災の予防

  • 更新日:
  • ID:4370

たばこ火災が増えています!!

たばこ火災は、全火災の10%の割合を占めており、依然として減っていません。

一般住宅や共同住宅において、発生しているケースが多く、主な発生経過としては、「たばこの火の投げ捨て」や「不始末」です。

たばこ火災を防ぐために、たばこの性質等について理解し、一人ひとりが注意しましょう。

たばこ火災の性質

はじまりは無炎燃焼から

たばこ火災の特徴として、はじめは炎を伴わない無炎燃焼が起こり、布団や畳を焦がしながら徐々に燃え広がるため、燃えていることに気付きにくい性質があります。
無炎燃焼が継続すると、やがて多量の煙が発生した後に発火し、炎をあげて燃焼します。

時間が経ったあとに発火するので、外出したり、寝てしまった後の思わぬ時間に火災が発生します。
発火まで数十分から数時間になることもありますので、その時は燃えていないと思っていても注意が必要です。

たばこ火災を防ぐには

たばこのポイ捨てをしない

何気なく捨てた「たばこ」が大火災を引き起こす可能性があります。
たばこのポイ捨ては、絶対にしないでください。

灰皿に吸殻を溜めない

灰皿にたばこの吸い殻が山盛りになっていませんか?
消したつもりでも、消えていなかったたばこの火が、溜まった吸殻に燃え移り、火災に至ることがあります。
灰皿に溜まった吸殻は、定期的に捨てましょう。
捨てる際には水を掛け、完全に消えたことを確認してから捨ててください。
また、灰皿に水を溜めておくことも良いですね。

吸殻をゴミ箱に捨てない

吸殻を直接ゴミ箱に捨てたり、灰皿に溜まった吸殻を完全に消えているか確認せずにゴミ箱に捨ててしまうと消えていなかった火がゴミ箱内で燻り、その後出火し、周囲に延焼拡大してしまう可能性があります。
吸殻を、そのままゴミ箱に捨てるのは絶対にやめましょう。

寝たばこはしない

飲酒後や睡眠薬の服用後に喫煙し、寝込んでしまったため、火災になっても気付くのが遅れ、一酸化炭素中毒などでお亡くなりになるケースがあります。
寝たばこは、とても危険です。
寝たばこは絶対にやめ、している人を見かけたら注意しましょう。

たばこ火災注意喚起活動

一般社団法人日本たばこ協会では、2011年度より全国消防長会・消防庁と協働して『寝たばこ防止』に関するたばこ火災注意喚起活動を全国で実施しています。

たばこ火災防止キャンペーンポスター
たばこ火災防止キャンペーンポスター2

(c)高橋留美子/小学館

住宅火災から大切な生命を守るために

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