大白書校区
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魅力ある地域づくりのテーマ
「街道ゆめプラン」
地域の概要
大白書中校区は、太市校区および白鳥校区および青山校区がある。太市校区には、古き良き時代の雰囲気を残している。青山校区はかつての国道2号線および29号線沿線に新興住宅地が建設され、地域社会が大きく変貌した校区である。太市校区と青山校区の中間が白鳥校区で、古き良き時代の雰囲気が残っている地域がある一方、新しい住宅地も建設されている。
これら3つの校区に共通するのが街道である。古くは、青山校区は山陽道、白鳥校区の因幡街道そして太市校区の古代旧山陽道(通称:龍野街道)。そして、戦後の国道2号線、29号線の建設・拡充、更に最近の山陽自動車道の開通である。これらも現代の街道である。人、物、文化そして人々の夢やロマンが往来した街道の存在、それが大白書校区の特色である。
今後活かすべき地域資源、地域のキャッチフレーズ
山陽道・因幡街道等に関わる史跡、寺社に残っている文化財、豊かな自然
地域のキャッチフレーズ
「街道ゆめプラン」
まちづくりの将来像
古くから、街道が通る地域として栄えた大白書校区。過去、多くの物が運ばれ、多くの人々が夢や願いを持って行き来した。そのため、往来する人々の道しるべとなった道標や人々の安全を祈願する石仏等が多く残っている。また、都市化が進んだが、未だ多くの自然が残されている。とりわけ、太市校区は自然豊かで、筍の生産地として有名である。
これらの歴史的・自然的資源を後世に伝えることは、今を生きる私達に課せられた課題である。しかし、高度成長期以降、他の府県や都市から人口の流入があり、地域社会は大きく変貌した。いわゆる都市化である。さらに、今後益々進展するであろう情報化社会や人口の減少をともなう高齢化社会の到来により、地域社会は大きく変わらざるを得なくなる。
しかし、地域社会がどのように変化・変革しようとも、人が人らしく生きられる社会の基本は、人と人とのふれあい、交流である。地域社会が持つ自然、文化資源を知ることで、子供を含めて全ての住民に自分の地域社会への愛着や愛する心情を育み、さらに多様な行事を企画することで、住民相互の交流を深めたい。
プラン策定にあたって
今までの地域社会における事業は、小学校区単位を中心とするものが多かった。従って、小学校区を越えて地域の人々が協力して行う機会がなかった。
今回の地域夢プランは、今までの概念を変換する内容の事業である。次年度、地域夢プランのソフトを実行する年であり、地域社会に存在する地域資源を見つめなおすことにより、自分の地域を愛する気持ち、自尊感情を育みたい。
また、今日はアイデンティティの確立が困難な時代といわれている。個の確立には他者とのふれあいが必要である。この事業を通じて子どもや青少年間および大人との交流を推進し、地域社会に住む子どもや青少年に自己肯定感を育みたい。
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