夢前校区
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魅力ある地域づくりのテーマ
「夢咲き誇る 自然と歴史街道 やわた路」
地域の概要
八幡地域は夢前川を中心に東西を山に挟まれ、中央に夢前川が流れる南北に長い地区です。平地部分の地質は夢前川の沖積層からなっており、水質の良い豊富な水に恵まれ古来から多くの人が住み着いた形跡があって、各所に集落跡・古墳が存在している。平安時代には書写山円教寺と関連性の深い性空上人の足跡とも言える「慶雲山満乗寺跡・生誕寺跡」等がある。又、同時代真言密教に由来する「長谷山蒲田寺跡」などの仏教遺跡が数多く存在している。八幡地区の語源となっている「蒲田神社」は応神天皇を祭神として付近では最も古い歴史をもっている神社であると語られている。才地区は古くには英賀西と言われた時代があって、祭神英賀媛を祀る神社が存在する。
または、西蒲田には菅原道真公八代有年由来の白屋政所があって、地域の政治経済の中心であったと思われる。以後菅原氏は蒲田地域に移住、飯塚と祢して蒲田組大庄屋として大いに栄えた。交通に関して古くから官道として浜街道「室津道」がある。青山には現在の国道29号線「因幡道」と結んだ蒲田道もまた経済の動脈の役割を果して陸路の交通の要所であったと思われる。夢前川には高瀬舟が行き交い瀬戸内海との交流もあったようである。
明治22年市町村制実施に伴い、飾磨郡八幡村として発足、以後昭和16年飾磨郡広村と合併、昭和21年姫路市となり今日に至っている。豊富な水量に恵まれた軟弱野菜の一大生産地で生計を支えていたが、近年市街地から近距離の立地条件に恵まれ人口増が著しい。併せて区画整理事業も進行中で一大ニュータウンができると思われる。姫路市の外環状線として都市計画道路夢前川右岸線・網干線、そしてJR新駅の着工と併せ将来益々発展期待される地区である。
今後活かすべき地域資源、地域のキャッチフレーズ
- 地域の歴史を通じて、先人の遺徳を忍び、将来の方向性を探る。
- 八幡地区の自然・伝統行事・歴史をふんだんに盛り込んだマップを造る。
地域のキャッチフレーズ
「夢咲き誇る自然と歴史街道やわた路」
まちづくりの将来像
「遠くを知って、近くを見る」
姫路市全体から我が八幡をどのように見るか。準農村地区であったが、近年市街地化か著しく進んでいるなかで、我々が将来に残せる自然の大切さを伝えて住みやすい環境を目指すこと。地域各種団体協力の基に夢前川清流の残す方法、そして伝統ある我が町の歴史・伝承行事発掘と記録保存等を行う。
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