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城山校区

  • 更新日:
  • ID:3843

魅力ある地域づくりのテーマ

「城山を仰ぎ、未来へつなぐ巡礼道 -人を育て、夢を咲かせる飾東町-」

地域の概要

豊かな自然と歴史に彩られた飾東町は、市内東部を流れる市川の東にあり、天川の流れの中・上流部を占め、昭和29年旧飾磨郡谷内村と谷外村が合併して、飾磨郡飾東村となり、昭和33年姫路市に合併して、姫路市飾東町となった。飾東町の名は、『播磨国風土記』に飾磨の郡と記された古代からの呼び名の「飾磨」が東西に分かれたものである。寛和3年(987)の円教寺鐘銘に播磨国飾磨郡と見え、長元7年(1034)の「播磨大掾播万貞成解」には、飾東郡の名称とあり、弘安8年(1285)の「東大寺文書」に飾磨西郡がみえるので、この間に東西に分かれたのではないかといわれている。
谷内、谷外の名であるが、昔、天川谷を総称して、「谷保内」といっていたのが、後に「谷外内」の字を用いるようになり、明治以後は、山崎以北を「谷内」といい、塩崎以南を「谷外」というようになったという。
飾東地域は、春日野古墳群をはじめ、北山、前山、子丸山古墳など古墳が多くあり、早くから開かれた地であることがわかる。また、丹波道,但馬道、有馬道が通る交通の要地であり、その重要地に庄山城が築かれたと考えられる。丹波道は数々の道標が示すように、法華山一乗寺と書写山円教寺を結ぶ巡礼道としての役割を果たしていた。今、国道372号線となり、南西部は都市化が進んでいるが、山林、田畑が多く、自然のままに農村風景が多く残っている。地域は歴史的建造物をはじめ、多くの地域資源を保ちながら、脈々と歴史を刻んでいっている。

今後活かすべき地域資源、地域のキャッチフレーズ

地域資源には、多くの先人の願い、生きざまが刻まれた歴史がある。その歴史に触れることで、ふるさとに愛着を抱き、この地に生まれ、育っていく誇りを持っていきたい。私たちは、昔、中世の山城があったと言われている城山を、近くに遠くに眺めながら、いろんな夢をいだきながら生活している。そして、この地が多くの人々が行き交った巡礼道となっていたことを思えば、未来に向けて、大きな夢を抱き、ふるさとを出て、名を揚げんとする若者が出ることを望む。また、この地にとどまり、地域に貢献する若者も育つことを期待する。その願いをもって、地域夢プランを策定し、次のテーマのもと、ささやかな事業であるが、実施していきたい。

地域のキャッチフレーズ

城山を仰ぎ、未来へつなぐ巡礼道 -人を育て、夢を咲かせる飾東町-

まちづくりの将来像

地域の皆さん方にもこの思いを共有していただき、こころ豊かな生活を築きながら、若者を育てていただきたいと願うものである。そして、この飾東町が人を尊び合い、共に将来を担い、さまざまな夢に挑戦していく人を育てる土壌となり、町となることを願うものである。

プラン策定にあたって

  • 飾東町の特徴の認識を図る。
  • 世代間を越えた住民参加の行事にする。
  • 児童・生徒がふるさとを知る、ふるさとの未来を考える。
  • 形あるものを何か残す。

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