網干校区
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魅力ある地域づくりのテーマ
「歴史 人 祭り 心ふれあうまち あぼし」
地域の概要
網干は姫路市の南西部に位置し、豊かな揖保川の流れと穏やかな瀬戸内海に育まれ、古くから農業、漁業、商業の町として栄えてきました。
特に、明治以後は水運を利用した物流め拠点として、また化学、マッチ工場等が立地したことに伴い工業の拠点としてもさらに繁栄を築いてきました。
網干という地名の由来は、播磨風土記に宇須伎津(うすきつ)という吉名が記され、この名は魚吹八幡神社として残され、この宮の祭礼に網を干して放生会としたことから網干祭りといわれ、網干が氏子村の総称となったといわれています。以後、網干は歴史上に何度も登場し、特に、三人の英雄力く網干に発した禁制状が現存しており、信長は「播州網干」、秀吉は「網干郷」、家康は「網干三ケ村」と記しています。
江戸時代には、網干は龍野藩、丸亀藩、幕府の天領であったこともあり、それぞれの遺構が残されており、数多くの社寺仏閣や古建築は網干が栄えてきた証でもあります。
自然環境は、かつて全国ワースト5に入る汚染状況であった揖保川は鮎が遡上するような清流を取り戻し、川も海も豊かな美しい水辺となりました。網干浜の埋立に伴い人工的に造成された「網干なぎさ公園」は地域内外の多くの人々に親しまれています。ダイセル化学工業、日本触媒、西芝電気などの工業、瀬戸内海の恵みを受け、近年では海苔に加えてカキ、ホタテなどの養殖が行われている漁業、「網干メロン」、トマトなどの農業、商店街を形成している商業など、網干には多彩な産業があり地域住民の生活を支えています。
さらに、網干には自治会、婦人会、老人会の他、商工同友会、工業会、商店街連合会、秋祭りの関係団体、まちづくり団体、安全、防犯関係団体などの多彩な団体の活動が地域を支えており、これも他地域にはない特徴です。
今後活かすべき地域資源、地域のキャッチフレーズ
- 歴史的・文化的資源
魚吹八幡神社、ダイセル異人館、山本家、旧網干銀行、加藤家、龍門寺伽藍、古い町並み 他
秋禁り、大覚寺の国指定重要文化財、龍門寺の文化財、多数の社寺仏閣 他 - 自然的資源
穏やかな瀬戸内海、揖保川、自然的景観 他 - 経済的資源
商店街、企業、海や川の幸、農業 他 - 人的資源
さまざまな分野で地域活動に携わる人々
地域のキャッチフレーズ
「歴史 人 祭り 心ふれあうまち あぼし」
網干の豊かな地域資源である文化、文化財、歴史的建築物等を育んできた「歴史」、活発な地域活動を支える多彩な「人材」、網干の象徴ともいえる「提灯祭り」、このような土壌に培われてきた「心のふれあい」を表現したものである
まちづくりの将来像
- 網干の地域資源を再確認し、それらを活かした地域活性化の可能性を確認すること。
- 地域活性化の可能性に基づき、他地域からの来訪者を迎え入れる事業を実施すること。
- 持続可能な地域活性化モデルを構築すること。
来訪者の受入れ体制、「もてなし」の方法(案内、食事、休憩等)、土産他
新しい地域資源の創出(例一提灯による商店街等の飾り付け、新名物の創出等)
- 地域資源マップを見る別ウィンドウで開く(「姫路市Webマップ」にリンクします)
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