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朝日校区

  • 更新日:
  • ID:3824

魅力ある地域づくりのテーマ

「川が育む自然と歴史ー夢を紡ぐ町ー」

地域の概要

朝日中学校区は、4つの小学校区(勝原小・旭陽小・余部小・大津茂小)より成り立っている。揖保川と大津茂川が長い年月にわたって形成してきた沖積平野は海にも近く、古代より多くの人々が住んでいたものと思われる。事実、校区内には瓢塚古墳をはじめ、多くの遺跡が存在する。また、沖積平野は農業に最も適し、人々は古くから農業を営んできた。農産物の豊作を神に感謝する魚吹八幡神社の祭礼は、今日まで地域の人々により大切に伝承されている。
高度成長期を境に校区は大きく変わり、臨海部に建設された工場の住宅地として発展してきた。それとともに校区の人口も大きく増加し、それにともない大津茂小学校が昭和49年に新設された。
古代より今日まで校区が発展してきた大きな要因として、揖保川と大津茂川の存在がある。川は上流から肥沃な土を運び、その水は農作物を豊かに実らせた。川は物資の運搬手段として、地域の経済発展に貢献した。さらに川は人々の交流を通じて新しい文化を伝え、人々に多様で豊かな生活をもたらした。今日の校区の存在は、川を抜きに考えられない。

今後活かすべき地域資源、地域のキャッチフレーズ

「川が育む自然と歴史ー夢を紡ぐ町ー」

まちづくりの将来像

朝日中学校区地域夢プランの基本テーマを「川が育む自然と歴史ー夢を紡ぐ町ー」とし、川が今日まで育んできた豊かな自然と人々が生活してきた証である歴史を見つめ直すことを通じて、国際化・情報化の更なる進展が予想される21世紀の校区の夢ある未来像を描きたい。

プラン策定にあたって

今日、日本から遠く離れた国々での出来事を瞬時に知ることが可能である。毎日私たちは外国で生産された農産物や工業製品を多量に消費している。また、まるで国内旅行と同じような感じで、海外旅行を楽しむことが可能である。まさに、情報化社会・国際化社会の到来である。
一方、どれ程地域のことを私たちは知っているだろうか。エジプトのピラミッドや中国の万里の長城のことは詳しいが、地域の史跡や歴史には疎いのが現実ではないだろうか。外国での出来事はテレビやインターネットを通じすぐ知ることができるが、地域の出来事は後から知ることも多い。
地域は私たちが生まれ成長し、アイデンティを確立するところである。学校のようにシステム化されていないが、子どもたちの成長や発達に大きな影響を及ぼしている。朝日中学校区では地域夢プランを大人のみならず子ども達も参加・提言できる活動とすることにより、地域を見つめ直し、地域の未来や夢を考える取り組みとしたい。