住民監査請求の実施について
- 更新日:
- ID:32077

資料提供日
令和7年10月30日(木曜日)

問い合わせ先
担当課 姫路市監査事務局
担当者 多田・西川
電話番号 079-221-2819
下記のとおり、住民監査請求を受理し、監査を実施します。

住民監査請求のテーマ
飾磨消防団大塩分団に対する令和7年度姫路市消防団分団交付金の返還又は交付差し止め及び消防団長に対する報酬の返還又は支給の差し止めについて

請求人
(省略)

請求人の要旨
姫路市は、飾磨消防団大塩分団に対し、条例違反状態を認識しながら令和7年度姫路市消防団分団交付金の支出を行っている。また、条例違反状態に対して是正指導や支出見直しを行わず、監督責任を怠っている。
大塩分団のサイレンの試験運転は毎日正午に行われており、その音量が姫路市公害防止条例の基準(65㏈以下)を大きく超過した100㏈で約30秒間実施されている。消防団員は入団時の誓約書において「条例及び規則を遵守すること」を明示的に誓っているにもかかわらず、団長はこれを守らず違反状態を継続している。
姫路市は、環境政策室および消防局としてこの状態を認識しながら、適切な是正、監督ができておらず、また、条例に違反する音量で消防団がサイレンの試験運転を許可する文書も存在しない。
以上の理由により、本件の支出は財務会計上、不当な公金支出であり、条例違反状態を放置したまま補助金及び報酬を支出することにより、本来支出すべきではない経費が支払われ、姫路市財政の公正性及び市民からの信頼が損なわれ、行政運営上の損害が生じている。
当該補助金及び報酬の支出内容を監査し、消防団の試験運転が不適切と確認された場合、その返還を求める。
是正または改善が見られない場合には、今後の補助金及び報酬の交付を差し止めることを求める。
姫路市として、消防団に対する条例遵守の徹底及び音量管理に関する指導監査体制を強化することを求める。

請求の経過
- 令和7年10月20日に、住民監査請求を受け付けた。
- 令和7年10月29日に、監査委員の合議により、本件請求の受理と監査の実施を決定した。

監査計画の概要
- 請求人及び監査対象局(消防局)に対し、住民監査請求監査の実施を令和7年10月29日付けで通知した。
- 請求人及び関係職員からの陳述の聴取を、監査講評室(市役所本館 8階)において、以下の日時で開催する予定である。
 ア 請求人の陳述会:令和7年11月11日(火曜日)午後1時30分から
 イ 関係職員の陳述会:令和7年11月11日(火曜日)午後2時30分から
- 監査結果については、地方自治法の規定に基づき、請求があった日から60日以内に結論を出す。

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