スギ薬局との連携による小学生向けAMR出前講座の実施について
- 更新日:
- ID:32151
資料提供日
令和7年11月17日(月曜日)
問い合わせ先
出前講座について
担当課 姫路市地域医療課
担当者 松田、池田
電話番号 079-221-2399
取材について
担当課 姫路市立津田小学校
担当者 中村、田路
電話番号 079-235-5783
姫路市では、令和7年11月18日に、薬剤耐性(AMR:Antimicrobial Resistance)対策の一環として、スギ薬局と連携し、津田小学校の児童を対象とした市政出前講座「知ろうまもろう抗菌薬」を実施いたします。
背景等
近年、効くはずの抗菌薬でも退治できない細菌(薬剤耐性菌)が世界的な問題となっており、将来的に感染症治療が困難になる可能性が指摘されています。本講座では、薬剤耐性(AMR)対策推進月間である11月に、津田小学校の児童を対象に、子どもたちに正しい薬の使い方や感染症予防について分かりやすく解説し、AMR対策への理解を深めます。
講座の概要
講座名
「知ろうまもろう抗菌薬」
開催日時
令和7年11月18日(火曜日)午後1時35分から午後3時15分まで(45分×2コマ)
開催場所
姫路市立津田小学校(姫路市飾磨区今在家3丁目234)
対象
小学5年生 30人
講師
- 姫路市地域医療課職員
- スギ薬局薬剤師
講座の特徴
官民連携による専門的指導
姫路市と包括連携協定を締結しているスギ薬局の薬剤師が講師として参加し、薬の専門知識を活かした実践的な指導を行います。
段階的な学習構成
- 基礎知識の確認:ウイルスと細菌の違い、抗菌薬の役割
- 啓発動画視聴:AMR臨床リファレンスセンター制作動画(約6分)
- 実践活動:手洗い実演、服薬指導体験等(予定)
- 行動変容の促進:家庭での実践を約束
期待される効果
児童への教育効果
- 薬剤耐性菌問題の理解促進
- 正しい薬の使用方法の習得
- 感染症予防行動の定着
家庭・地域への波及効果
- 児童から家族への知識伝達
- 地域全体でのAMR対策意識向上
官民連携モデルの構築
- 薬局との連携による専門性の確保
- 持続可能な啓発活動の基盤づくり
薬剤耐性(AMR)問題について
薬剤耐性菌による感染症は、2019年に世界で約127万人の死因となったと推定されており(英医学誌ランセット発表)、「静かなパンデミック」とも呼ばれています。日本でも年間約8,000人が薬剤耐性菌感染症で亡くなっているとされ、適切な対策が急務となっています。
主な対策
- 抗菌薬の適正使用(処方された薬を最後まで服用)
- 感染症予防(手洗い、咳エチケット、ワクチン接種)
- 正しい知識の普及啓発
取材について
講座当日の取材をご希望の場合は、事前に上記問い合わせ先までご連絡ください。
取材可能時間
令和7年11月18日(火曜日)午後1時35分から午後3時15分まで
注意事項
児童の肖像権に配慮した取材をお願いいたします。

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