FAQ
かんしゃくは、思い通りにならず、気持ちのコントロールができなくなっている状態です。例えば、自分でしたいのにできなくてイライラしたり、できないことが悔しくてかんしゃくを起こすこともあります。
かんしゃくを起こした時に、子どもを叱ったり感情的に言い聞かせたりすると、かえってエスカレートします。子どもも気持ちになり本当は何を訴えたいのかを考えて、「嫌だったね」「悲しいよね」と抱きしめてあげましょう。また、しばらく様子を見て治まるのを待ち、気分を変える言葉を掛けてあげるのもいいですね。かんしゃくの理由が分かれば、自分で満足できるよう大人がさりげなく手を貸してあげるのも効果的です。
物を投げたり頭を地面に打ちつけたりなどの行為をして、これ以上は子ども自身がかんしゃくに耐えられないようなら、その場から離れ、してはいけないこと伝え、気持ちが落ち着いてから元の場所に戻るのもいいですね。かんしゃくが治まった時には、我慢できたことをしっかり褒めましょう。
次第に気持ちをコントロールする力や、自分の欲求を周囲の現実と合わせて我慢することができるようになるので、根気よく関わりましょう。
子どもの自身を傷付ける行為が激しかったり、気持ちの切り替えが困難なかんしゃくを頻繁に繰り返す場合には、保健所などへ相談してみましょう。
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